<特別投稿>今帰仁城跡や周辺の発掘、修復や管理をおこなう文化財係り。専門家の目がとらえた今帰仁城跡。

今帰仁城跡のデザインラベル(その2)

前回紹介した、「古里」の続編で、ついで今はなかなか見ることのできないなつかしいラベルをご紹介します。

 1993年の春キリンラガービールのコマーシャルで今帰仁城跡の桜が紹介されたのをご存じでしょうか?17年も前の話ですからご存じない方も多いと思います。
 日本の恵みというタイトルで、今帰仁の寒緋桜(沖縄県)がデザインされ、缶ビールのラベルになっています。
缶ビールの発売とともに流されたコマーシャルがたいへん印象的で、仲代達矢さんが平朗門によりかかり、七五三の階段に咲き誇る桜が趣のあるCMとして放映されたと記憶しています。当時私にはビールもグスクも興味はありませんでしたが、放送された映像はなんとなく覚えています。
 情緒ある、あの映像には少しばかり裏話があって、映像のために少し桜の枝に桜を足したり、人が入らないように入城を規制したりということもあった聞いています。今では人が多くの来訪者があって、そんな映像を撮ることになると、お客様にお叱りを受けそうですが・・・

 ちなみに、写真のビール缶は、現在文化庁の水ノ江和同さんから今帰仁村歴史文化センターに寄贈されたものです。もちろん既に中身は飲み尽くされていますが、今帰仁城跡活用の1例としてこの空き缶もしっかりと保存し、先々は今帰仁城跡をパッケージにした、あるいはイメージとして利用している商品の企画展でも開催したいものです。
 

 

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