<特別投稿>今帰仁城跡や周辺の発掘、修復や管理をおこなう文化財係り。専門家の目がとらえた今帰仁城跡。

平郎門の修理工事(2)

1961年(昭和36)12月。今からおよそ50年前の写真です。平郎門の修復前に行われた起工式(地鎮祭?)の様子の集合写真が今帰仁村教育委員会に残されています(写真上)。

中央の神主姿の方は故新城徳祐(当時:文化財保護委員)と推定されます。その他の方についても、地元のご年配の方におうかがいすればある程度把握することも出来るかと考えておりますが、いまだ当方では未確認であります。撮影者は不明ですが、今帰仁村教育委員会に残されていた貴重な1葉です。

 

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残りの3葉は、いずれも沖縄県教育庁文化課に保管されていた資料で、おそらく文化財保存調査委員のどなたかが撮影、あるいは新城氏のカメラなどを借用し、どなたかが当時の起工式の様子を撮影したものと考えられます。新城氏と思われる神主姿の方が写っているところを見ると撮影者は氏以外と推定されます。修理前の平郎門には、既に現在見ることのできる参道と七五三の階段ができているのもよくわかります。また平郎門向かって右手の城壁は非常に残りがよく、松の向こうにそびえている様子を確認することができます。

平郎門の手前、現在の券売所のあるあたりには、石碑が一基見られますが、こちらは「山北今帰仁城址」の石碑で、近代に建立されたものです。(※こちらについても、機会を改めてご紹介したいと思います。)

 

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