<特別投稿>今帰仁城跡や周辺の発掘、修復や管理をおこなう文化財係り。専門家の目がとらえた今帰仁城跡。

復元修理工事をやっています

今帰仁城跡は毎年、調査の成果に基づいて、整備工事が行われています。

大きく3つの整備がある

?整備は崩落した石垣を伝統的な工法で復元する価値の再現

?遺跡の内容理解を容易にするため、あるいは遺跡見学や管理を行いやすくするための補助的な整備

?遺跡の活用や管理を行うために設置される施設等の整備

があります。

 

今年行われる整備は、石垣の修理と、発掘された基壇などの遺構の整備です。

石垣の整備については、石材の運搬などは現代的な機械を用いているが、石の加工や据え付けなどはノミやハンマーなどを用い伝統的工法で整備が行われています。琉球政府時代の修理の場所の中には、モルタル(コンクリート)が使用されたこともありますが、現在では伝統的工法を重視して旧来の形状の復元に努力を重ねています。

一方、遺跡見学を容易にするよために、芝地への整備や案内板の設置も今年度は予定されています。

今年整備されるところは、かつて古宇利殿内があった?区の面的な整備でここには基壇と呼ばれる石積みの遺構が検出されていることから、これを整備する予定です。また、石垣も整備を進め西側も延伸していきます。ただここの石材は、これまで崩落石などの古材を利用してきましたが、今回の地区は近代に石材採取などによって多くの石が無くなってしまっているため新しい石材を本部の鉱山から購入して、積まれる予定です。

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▲写真 進められる工事の様子

 

 

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