<特別投稿>今帰仁城跡や周辺の発掘、修復や管理をおこなう文化財係り。専門家の目がとらえた今帰仁城跡。

熊本城探訪記(3)

熊本城では天守閣以外にも、魅力的な建物があります。

もっとも趣のあるのは、なんと創建当時のまま残る「宇土櫓(国指定重要文化財)」でしょう。

実に素晴らしい!!

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現在整備されている中で、特にグッときたのは、本丸御殿の地下にある通路、

「闇り通路(くらがりつうろ)」です。

こちらは、重厚な柱といい、石垣といい、なんともいえない趣があってカッコイイです。

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現在熊本市が力を入れる復元整備事業は熊本城約98haを、往時の形に復元していくといったものです。とてつもなく、壮大な計画です。さすが政令指定都市ややることがデカイ。で、そのメイン建物のひとつになるのが、本丸御殿大広間です。

こちらは、既に復元整備が完了していましたので、中を見学することができます。豪華絢爛な部屋を一枚写真で紹介しておきます。

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復元や整備と一口に言っても、発掘にはじまり、復元設計、基礎工事、材料の調達や検証、木工事から屋根工事といった建物に関する工事に、内装工事・・・

常に時代考証を重ね復元されているはずです。往々にして、時代劇等やテーマパークなどでは時代考証よりも見た目やイメージが重視されますが、史跡は当時あったとうりに復元することが求められます。文化財ではよく言われる「価値の再生」というものです。

下の写真は、復元した瓦とそのモデルになった出土瓦です。

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