2010年6月の記事一覧

枯れ枝の落下

枯れ枝が落ちていました。頭の上に落ちたら、ちょっと困ったことに!
かなり朽ち果てているので、地面に落ちて砕けています。

どのような原因で枯れたかはわかりませんが、樹木の盛衰を垣間見たようでした。

枯れ枝

スコール

スコールが多いです。太陽が照っているのに、かなり雨が降ります。
家を出るとき雨でしたが、今帰仁城方面を見ると晴れています。念のため傘を持って出かけます。
エーガーまで来ると、雨はやんでいました。

カタブイと沖縄では言いますが、1部分だけ雨が降る状態をさします。
今帰仁城跡の御内原に立つと、海の上に局所的に雲がかかり、その部分だけ雨が降っているのがしばしば見られます。

雨あがりのハンタ道を滑らないように登ると、シリケンイモリに出会いました。
オカヤドカリが出てきました。サザエの殻を借りています。

シリケンイモリ6.28オカヤドカリ



雨上がりのハンタ道

梅雨明け後も雨が多い天気です。
昨夜の雨で道は濡れています。石を踏むと滑るので、土の部分を踏むようにして登ります。

明治の探検家笹森義助が、青い大理石で革靴では滑って登れない、と書き記しています。
もちろん大理石ではないのですが、わかるような気がします。

ハンタ道の石地
シリケンイモリシリケンイモリに出会いました。
意外にすばやく逃げるのでピントが合いません。

腹が赤いのでシリケンイモリとわかりました。
写真上の黒いものは、農業用のホース。エーガーから水を引いていたようですが、現在は使われていません。


梅雨明けのハンタ道

梅雨が明けました。今年の梅雨明けは6月19日(土)でした。
早速、ハンタ道を歩いてみました。

かなり、太陽の光が明るいです。気温は29度くらい。まだ湿度は高めです。
蚊は、思ったより少ないですが、立ち止まればすぐに寄ってきます。

IMG_1270-420.jpg

IMG_1265-300.jpgハンタ道の登り口のソテツが新芽を伸ばし、きれいな緑になっています。


エーガー(親川)に魚の群れが

梅雨明け後のエーガーに行きました。
魚が群れています。名前はわかりませんが、農業用のホースに生えたコケを食べているようです。
IMG_1261-420.jpg
IMG_1263-300.jpg写真には写っていませんが、水草の中にきらきら光る魚もいました。
魚の種類は多いようです。大きな鯉や鯉の小さいもの、めだかのような小魚もいます。
子供たちの遊び場によさそうです。

帰り道にエーガーを見ると、二人のひとが拝みをしていました。
エーガーはカーウガミの拝所でもあり、しばしば、拝む姿を見ることがあります。


ナガレ庭(ナガレナー)

ハンタ道を登って5~6分。大きな遺跡があります。ナガレナー(ナガレ庭)です。
琉球石灰岩を積んであります。数えると3段の大きな石積みです。

登ると、小高い丘のようです。木々がなければ、エーガー(親川)付近もよく見えそうです。
さて、この石積みはなんのためでしょうか?

文化財係の調査報告によると、古地図の調査からこの場所が判明し、発見されたとのことです。
古地図の色分けから、祭祀施設と考えられました。

ナガレナー
今帰仁村歴史文化センター館長仲原氏によると、琉球国由来記(1713年)に今帰仁城でおこなわれる祭祀の記述に、ナガレナーと記され、祭祀の順序から見て、この場所がナガレナーに当たるのではないか?現在、記述のナガレナーに当たるところが他に見つかっていないことからも、ここがナガレナーではないか?ということです。しかし、まだ仮称ということになっています。

ナガレナーでどのような祭祀が行われたのか、現時点で知ることはできませんが、この広々とした石積みは気になるところです。

写真は今帰仁グスクを学ぶ会のナガレナー現場研修のようす。石積みが3段になっているのが見える。

ケマイマイと石灰岩

ケマイマイはカタツムリの仲間ですが、周囲に毛が生えたような突起があり、平べったい形をしています。
石灰岩地帯に多く住んでいるカタツムリで、見たことのある人は少ないようです。
石に付着していますが、この石は琉球石灰岩です。

ケマイマイ
ハンタ道には、琉球石灰岩と古生代石灰岩が同居している珍しい現象が見られます。
琉球石灰岩は比較的新しく、柔らかい石です。それに対し、古生代石灰岩は名前の通り太古の昔にできた石で非常に硬いです。


オキナワスズメウリ

エーガー(親川)の側に、オキナワスズメウリを見つけました。ソテツに絡み付いています。
カラスウリならぬスズメウリとは面白い名前です。

オキナワスズメウリ
直径1.5cmくらいの小さな球形で、白い縞模様があります。
数日後、今泊区の清掃作業があり、きれいに刈り取られていました。残念。

ハンタ道を抜けると

ハンタ道を登って約700メートル、視界が開けて林の外に出ます。
馬車道と交差する場所です。
ふり返ると海が見え、はるかに伊是名島と伊平屋島が望めます。

伊是名、伊平屋島を望む
この日は梅雨の晴れ間で、わりとはっきり見えました。
梅雨明けも近いようです。


落ち葉

落ち葉を見るのも、ハンタ道あるきの楽しみです。
落葉は秋だけではなく、強風の後、大雨の後に多くなります。

ホルトノキの紅葉
写真は、ホルトノキの落葉です。
ホルトノキは下葉が赤くなり、落ちていきます。
こうして、世代交代を繰り返すのですが、紅葉の少ない南国でいつも赤い葉が見られるというのは、面白い現象です。


宇宙から来た虫?(その2)

オオバギの実が付いているところを見つけました。場所は馬車道で、今帰仁城跡に近いところです。

オオバギの実の付き方


オオバギの花

下の写真はオオバギの花です。5月に今帰仁城跡の裏門付近で撮影したもので、雌雄いずれか確認中です。

夕方のハンタ道

夕方、ハンタ道を歩きました。
さぞ蚊が多いだろうと思ったら、意外に少なく歩きやすかったです。

出合ったのは、イボイモリ、シリケンイモリ、コウモリでした。
夜行性の生き物が活動し始めたのかもしれません。

ハブも夜行性ですから、注意が必要です。

ハンタ道につながる馬車道

ハンタ道につながる道を馬車道と呼んでいます。
馬車道は大正時代に造られた道で、その名の通り、馬車が通れる広さのある道です。

道沿いに植物が多種生えていて、植物好きの方は楽しめます。
ソテツ、サルカケミカン、野イチゴ、クワ、などなど比較的明るい所を好む植物が多く見られ、ハンタ道とは少し違ったようすが感じられます。チョウがよく見られるのも馬車道です。

現在は畑に通う農家の自動車がまれに通るくらいで、一般には使われません。

大雨で荒れた馬車道
梅雨の大雨で、表面の土や小石が流されてしまい、かなり荒れています。

親川(エーガー)

親川をエーガーと読みます。
エーガーはハンタ道の始点になっていて、ここからハンタ道を上り始めます。

きれいになった親川(エーガー)

エーガーは湧水で、琉球の時代から変わることなく、湧き出しています。
拝所が設けられていて、カーウガミ(水辺を拝む)をする人に出会うこともあります。

今泊集落の人々が清掃作業をしたので、たいへんきれいになっています。

水に棲む生き物も豊富で、大きな鯉が泳いでいたり、めだかのような魚、アメンボ、トンボなどを見ることができます。
昆虫などの生き物は、「今帰仁城跡周辺の自然」に詳しく解説されています。


宇宙から来た虫?

ハンタ道を歩いていると、不思議なものが落ちていました。
虫のように見えるこれは、なんでしょう。

オオバギの実
オオバギの実なのです。
オオバギは雌雄異株で、雌木に実が付きます。

ハンタ道のオオバギは樹高が高く伸びていて、人の視界に入りません。
見上げると、オオバギ特有の大きな葉を見ることができます。

昔は用を足したあと、紙の代わりに使ったそうです。方言で「ちびかたみやー」といいます。

クロツグの芳香

ハンタ道を登ると、クロツグの芳香がします。
クロツグはやしの仲間ですが、普段あまり目立ちません。
花の咲く時期だけは、芳香をはなち、存在を印象付けています。

クロツグの花

ハンタ道は今帰仁グスクに至る登城道で、2009年、史跡に指定されました。

琉球の時代からほとんど変わらずに、ジャングルに埋もれて保存されてきた道です。
このブログでは、四季折々に変化する植物の香りや木々の落ち葉、動植物など、ハンタ道の姿や今泊集落の史跡などをお伝えします。

今帰仁グスクを学ぶ会のガイドがご案内するコースに設定されています。


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