2012年2月の記事一覧

IMG_5039-420.jpgガジュマル広場 報告が遅くなりましたが、「桜の季節にガイドとめぐる今帰仁の史跡」 ツアーのご報告です。 ハンタ道を歩くトレッキングコース(Aコース)とは、 琉球時代そのままの歴史と祭祀をしのぶコース。 森のなかに、約500年昔の状態が保存されたハンタ道。 出城=物見台や祭祀施設が点在し、歩けばまさに森林浴で、健康的でもあります。 所要時間は約2時間。トレッキングの難易度は初級。


  IMG_5035-420.jpgシニグンニ シニグンニの名前を聞くと、祭祀に詳しい方は、「シニグ」を連想すると思います。シニグンニとは「シニグの根」を意味します。 ところが、シニグ祭りはこの周辺に伝わっておらず、「トントトトン祭り」として残っています。トントトトン祭りも厄払いの祭りと考えられ、このシニグンニで行われたと伝わっています。


  IMG_5037-420.jpgアタイバルウーニー アタイバルウーニーとは、 アタイバル=アタイ原、ウーニー=御船の意味です。 航海安全の祈願をおこなったところ。岩のくぼみが船の形に見えます。 今帰仁城外郭にはレコーラウーニーがありますが、こちらは土盛りの舟で、やはり航海安全の祈願をおこなったもの。



IMG_5038-420.jpgエーガー エーガ―とは親川と書き、カーは湧泉のこと。琉球の昔から枯れることなく湧き出しています。飲み水、水田の灌漑、子供の遊び場など、生活と結びついて利用された湧水です。 祭祀としては、カーウガミ=カー拝みと言って、湧水のところで祈願をする習わしがあり、拝む姿をよく見かけます。



IMG_5043-420.jpg石畳 写真は一番滑りやすいところです。石畳の道は、自然石を割って階段状にしています。 明治時代の探検家、笹森義助はハンタ道を探検し、革靴では滑って登れないから、草履で行くのがよい、と記録しています。おそらく、この石畳の部分ではないでしょうか。


  IMG_5046-420.jpgミームングスク ミームングスクと伝えられる大きな石積みへ登ります。ミームンとは新しい、見る、の意味があります。
古宇利島が見え、振り返れば志慶真城郭も見えるミームングスクは、物見台として機能したに違いありません。


IMG_5047-420.jpg供のカネノロ火の神
ノロ火の神のほこらは3カ所あり、供のカネノロ、今帰仁ノロ、アオリヤエノロの3カ所です。
ノロ制度は、琉球王国で政治と共に人民を治める制度で、祭祀をつかさどるノロは、重要な役割をになったと考えられます。 

移転するとき、火の神は移動できないようで、屋敷跡に火の神のほこらが建てられます。1609年、薩摩軍による琉球侵攻がおこなわれた際、城下の集落は現在の今泊集落に移動します。そのとき、ノロも移動したようです。

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