歴史を秘めた今泊集落の散策

今泊集落の散策

写真は今泊集落を散策しているようすです。よく写真を見ると、道は直角に曲がっており、交通の安全のためのカーブミラーが設置されています。写真では見えませんが、カーブミラーのあたりに石敢當(いしがんとう)があります。石敢當は魔よけの石です。

今泊集落は格子状集落といって、道が格子のようにきちんと並んでいます。碁盤目ではなく格子状といわれるのは、道が交差するところが少しずれているためです。碁盤目なら道の交差点で、道の「ずれ」は生じませんが、格子状の、この道のずれは意図的に作っていて、ずれた部分に石敢當が設置されています。魔をよけるためのくふうです。

格子状集落は風水の考えが生かされているようです。風水は古代中国の思想で、集落や住居、建物、墓などの位置関係で吉凶や禍福を決める考えかたです。
今泊集落のような格子状集落は沖縄県内でもあまり見られず、貴重な集落のかたちとされています。

1609年の薩摩軍の琉球侵攻以後、今泊集落は作られました。薩摩軍によって焼き討ちにあった今帰仁城下の今帰仁ムラと親泊ムラが、海沿いのこの場所へ移動してできた集落です。この時期は琉球史と日本史の交差する時期でもあり、歴史を示す集落だと思います。


前の記事を再投稿、2012年7月16日
投稿者名:usan

過去の記事を読む

最近投稿された画像

  • エーガーでカーウガミする人々
  • ハンタ道のクワズイモ
  • パパイア
  • クロツグの実
  • ハンタ道のホルトノキとセンダン
  • ノロ殿内跡
  • ミームングスク
  • エーガー
  • ハンタ道1
  • IMG_3653-420.jpg
  • クロツグ1
  • 鍛冶屋の守り神(3
  • 鍛冶屋の守り神(2
  • 鍛冶屋の守り神(1
  • 今帰仁ノロ火の神の祠
  • 今帰仁ノロ
  • ハイビスリゾートオーナー日記
  • 今帰仁城址周辺の史跡めぐりしませんか?-ハイビスリゾート オーナー日記
  • 明るいハンタ道4
  • 明るいハンタ道3
  • 明るいハンタ道2
  • 明るいハンタ道
  • 台風あとのハンタ道
  • 今泊のフクギ
  • ミームングスクから志慶真門郭を望む
  • ミームングスク