関帝王と鍛冶神、守り神信仰を今泊集落に見る

鍛冶屋の守り神(1
今泊集落にある鍛冶屋(カンジャヤー)には、関帝王(写真右)と鍛冶神(写真左)の絵が掛けられています。

鍛冶屋(カンジャヤー)は、鍛冶をおこなうことを家業としていた家で、鍛冶屋の守り神を信仰していて、その守り神が絵として祀ってあります。

鍛冶屋の守り神(2
画像がやや不鮮明ですが、女神のようなものが上に立ち、左の女性がフイゴを押し、3匹の鬼が鉄を打っているようすが描かれています。



鍛冶屋の守り神(3
鍛冶屋(カンジャヤー)のもう一つの掛け軸は、関帝王(カンテイオウ)の絵です。関帝王とは、中国の三国時代の武将のひとりで、このような絵が琉球に普及したのは冊封使が1691年に来流してからと言われています。

もともとは、王族や首里、那覇の士族の間に広まったようです。やがて、一般民衆の間にも浸透していったものが、今泊集落の鍛冶屋にも掛け軸として掲げられているのです。

長槍を持ったいかにも強そうな武将が描かれていますが、厄除け、守り神、商売の神などとして珍重され信仰されたようです。


御嶽(ウタキ)や火の神が信仰の対象だと思っていましたが、このような絵が神々の座をしめていたとは、民間信仰の点から興味深いものがあります。


投稿者名:usan

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