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ハンタ道の芳香の正体はクロツグ

クロツグ1
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ハンタ道を歩くと5月ごろには、とても良いにおいがします。この芳香の正体は、クロツグです。クロツグの花が芳香を放ち、蜂が集まってきます。

クロツグはヤシの仲間ですが、あまり高くはならず、幹も太くはなりません。沖縄北部、やんばるの森にもともと生え育っている植物です。

しかも、琉球の時代から途切れることなく生えてきた植物なのです。近代化した沖縄に住んでいても、クロツグを見ると古い時代へ思いをはせることができる、そんな植物なのです。

クロツグは今帰仁城跡周辺に数多く自生していますが、ハンタ道を歩くときには点在しているため、足を休めて観賞するのがおすすめです。

小さな瓜、オキナワスズメウリ

ハンタ道でオキナワスズメウリを見つけました。沖縄雀瓜でこれが和名です。

オキナワスズメウリほんとうに小さなウリで、赤い実に思わずひかれます。写真では1個ですが、鈴なりになると観賞価値もあります。

フウトウカズラはコショウの仲間

ハンタ道でフウトウカズラを見つけました。コショウの仲間です。

フウトウカズラフウトウカズラ2
沖縄の南の八重山地方にはヒハツモドキがあって、ピパーチと名づけてお土産品として売られているようです。コショウと同様に沖縄そばなどにふりかけて食べるようです。

では、フウトウカズラは食べられるのでしょうか?インターネットで検索していたら、食べた方がおられました。炒ってからすりつぶし、沖縄そばにふりかけたそうです。なかなか美味しいとありました。(このブログ筆者はまだ試していないので、試す場合は自己責任でお願いします。)

食べられるなら、コショウの代わりになるのですが、もう少し調査が必要かもしれませんね。

クロツグの芳香のなかを歩く

クロツグの花

クロツグの花の拡大

クロツグの花が開き、よいかおりを放っています。下は花の拡大写真で、はじめは実のように見えるものが開いて花粉が飛び散っています。かおりに誘われて、ミツバチが飛んできています。

ハンタ道や今帰仁グスク周辺でふつうに見られるヤシの仲間です。

馬車道をいろどるコンロンカ

コンロンカ

馬車道を歩くと、低い木に白い花が咲いているように見えます。コンロンカです。白く見えるのは花ではなく、がく片がおおきくなったもの。緑の葉と白いがく片が対照的です。

コンロンカは日本では種子島以南に分布。アカネ科。


コンロンカ2

ゴモジュは首里城の御門樹だった?

ゴモジュの実

ゴモジュという変わった名前の低木があります。名前の由来は、首里城の門前に植えられていたから、御門樹。奄美大島から琉球列島まで分布している樹木なので、名前の由来もうなずけます。

5月から6月にかけて赤い実がつくので、見わけることができます。写真の場所は、ハンタ道をぬけ、馬車道と交差するところです。残念ながら自然の木ではなく、植栽された木です。

もう一つの名前の由来は、葉をもむと胡麻(ゴマ)のにおいがするので、ゴマジュ。なまってゴモジュ。
いずれの由来もインターネット上でみつけたもので、確認はとっていませんので引用の場合はご注意を。

クロツグというヤシの仲間

クロツグ

クロツグは今帰仁城周辺におおく見られる植物で、ヤシの仲間です。2mから3mもありそうな長い葉はいかにも南国のヤシです。茎を黒い繊維がとりまいていて、シュロに似た感じがします。
5月から6月にかけてオレンジ色の花が咲くと、えもいわれぬ芳香がします。ハンタ道にもかなり見られ、歩いていると芳香がするのでわかります。

クワズイモは名前のとおり食えないイモ

クワズイモ1

ハンタ道には写真のようなイモがたくさんあります。クワズイモです。名前のとおり食べられません。
繁殖力がたいへん強く、捨てておいても根を出して生きます。葉を傘のかわりに使えそうですが、かぶれることがあるので、さわらないほうが無難です。

おおきな仏炎苞が目立つので、花が咲くのがわかります。花は棒状で、花をつつみこむように苞があるのが特徴です。下の写真は仏炎苞がにょっきり出てきたところです。

クワズイモはサトイモ科の多年草植物。日本では四国南部から九州南部、琉球列島に分布。アローカシアの名前で観葉植物として出回っていますが、沖縄では増えすぎるので嫌われものです。

クワズイモ2

ハンタ道を歩いていると、目を引く花がありました。アカボシタツナミソウ(赤星立浪草)でした。花がいっせいに同じ向きに咲いています。花の形は筒状で、野生蘭を思わせますが、シソ科の植物。

アカボシタツナミソウ、ハンタ道で
花の咲く姿が、波が立っているようにも見えるので、立浪草というのだそうです。でも、アカボシ(赤星)の由来は捜しましたが見つかりません。

屋久島から沖縄にかけて分布しています。グーグルで検索すると、奄美大島からの花便りが目立ちました。
花言葉は「命を捧げます」!?

写真は馬車道で撮影。ハンタ道にも咲いています。

ガジュマル広場

ガジュマル広場と呼んでいるところがあります。ハンタ道を登り、ナガレ庭(ナガレナー)を左に下ったところに広場があり、巨大なガジュマルの根が岩に絡みつくようにしています。

ガジュマル広場

この広場は何に使われたのか、まだ明らかではありませんが、集落跡または祭祀に使われたのかもしれません。この付近は親泊集落があった場所とされています。
ガジュマルの根の絡む大岩は自然の岩ですが、その後ろのほうには、人工的な石積みが見られます。

不思議な雰囲気をかもし出しているこの広場、さらに下ると、竪穴のガマ(自然洞窟)があります。ガマを見ると、ちょっと不気味でますます不思議な感じがしてきます。

この木はガジュマルと呼んでいますが、アコウの木も一緒になっているようです。

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