2011年2月アーカイブ

今帰仁城跡がさらに広くなりました

今帰仁城跡は、世界遺産「琉球王国のグスクと関連遺産群」の一つで、しかも最大級の大きさを誇っています。広いため、ボランティアガイドがご案内するのに1時間ほどかかります。お客様の都合で30分しか時間がない、という場合にはポイントを絞ってご案内します。標高100メートルの高台にありますから、駆け足で回ることはできません。

このように広大な今帰仁城跡がさらに広くなりました。外郭(がいかく)の城壁が復元されているためです。今まで、見ることのできなかった外郭の様子が、はっきり見えるようになってきました。

復元されつつある外郭の城壁復元されつつある外郭の城壁


外郭の屋敷跡、主な家臣の屋敷か?外郭の屋敷跡、主な家臣の屋敷か?


関連記事:今年度整備もあとヒトイキです(「今帰仁村の文化財」、記事のコメントもごらんください)

今帰仁グスクのリュウキュウコスミレ

今帰仁グスク内にはリュウキュウコスミレが花盛り。桜のにぎわいの陰で、人知れず咲いているスミレも、リュウキュウの名を持つ沖縄島の固有種です。
紫色の花に混じって、白地に紫の縞の花が見られます。色もさまざまなので、捜してみるのも楽しいものです。

よく咲いているのは、大隅(うーしみ)、大庭(うーみゃー)の北殿跡、外郭などです。
下の写真は、サーターやーのそばで撮影。

リュウキュウコスミレ、外郭に咲く

緋寒桜にアゲハチョウが飛来

今帰仁グスクの桜は、咲き終わりの時期ですが、連日20度くらいの暖かさに、アゲハチョウが飛んできました。ここしばらくは、咲き残った緋寒桜の蜜を楽しむことでしょう。

緋寒桜にアゲハチョウが飛来緋寒桜にアゲハチョウが飛来,今帰仁グスク参道。


緋寒桜にアゲハチョウが飛来(2)緋寒桜とアゲハチョウ,今帰仁グスク参道にて。


今年は例年より寒かったためか、アゲハチョウの発生が遅いようです。今帰仁グスク正門前の、桜に群がるアゲハチョウが見られた年がありましたが、今年は開花とアゲハチョウの時期が、ずれたようです。

このアゲハチョウは腹に赤い斑点があるので、ジャコウアゲハのようです。今帰仁グスクには多くのチョウがやって来ますが、これから新緑の季節になり、チョウを楽しむ機会も増えることでしょう。

琉球新報にも掲載されました

もう終わっちゃったので、PRにはなりませんが、

1月26日に実施した「桜の季節にガイドとめぐる今帰仁の史跡ツアー」の記事が、今朝の琉球新報に載りました。 

新報11.02.07 今帰仁桜まつり 史跡探訪ツアー.JPG

 (琉球新報2/7)

 

今回実施した3日間はいずれも平日でした。

どうして土日はやらないのですか?というお仕事をお持ちの方の声も届いています。

このガイドと歩く史跡探訪ツアーは常時募集をしておりますが、それとは別に特別企画(休日バージョン)について前向きに検討していこうと話し合っています。

桜の季節にガイドとめぐる今帰仁の史跡、ツアー最終日を迎えました。
上里隆史先生の事前講座は「北山監守とその後」。

琉球王国において、監守制度は北山だけに置かれた制度。北山は、中心である今帰仁グスクの規模が大きいことばかりでなく、琉球で最大の港「運天港」を抱えていたため、琉球王国の北の都でした。

北山監守にまつわる史跡も多くあります。どのコースにも北山監守の足跡が残っています。グローバルな視点から今帰仁グスクと周辺を見すえる、上里先生の講座を聞いた後の史跡めぐりは、また一味違ったものになりました。

上里隆史先生の事前講座、北山監守とその後上里隆史先生の事前講座、北山監守とその後


自然の洞窟「ガマ」を見学自然の洞窟「ガマ」。竪穴のガマは深く、沖縄戦では避難壕に利用された。


薄暗い細道、親泊ムラ跡付近木々の生い茂る細道、親泊ムラ跡付近を歩く。


今帰仁ノロ殿内火の神の祠今帰仁ノロ殿内(どぅんち)火の神の祠、今帰仁ノロの屋敷跡でもある。


オリジナルTシャツは上里先生のロゴ入り上里先生のロゴ入りオリジナルTシャツがお一人様に当たります。


コースをめぐるころには雨も上がり、濡れずに散策できました。

今後もこのようなツアーが開催できますよう、お客様のご希望など、お聞かせいただけると幸いです。

特別企画ツアー史跡めぐり第2日目

関連記事:桜の季節にガイドとめぐる今帰仁の史跡、参加者募集

特別企画ツアー、今帰仁の史跡めぐり第2日目が無事に終了しました。
あいにく小雨が降る天気でしたが、上里隆史先生の事前講座を受けた後、3つのコースに分かれて散策しました。

この日の事前講座のテーマは、「薩摩軍の琉球侵攻」。
1609年、薩摩軍が今帰仁グスクを攻め滅ぼしたことで、琉球の歴史は大きく変わります。

薩摩軍も登ったハンタ道。今帰仁グスクが陥落したことで、ムラ移動が起こり、ムラ跡が残っている。ノロの屋敷跡に火の神の祠が建てられている。などなど、今帰仁グスク周辺には薩摩軍の侵攻による痕跡が今も遺跡として残っています。

これらの周辺遺跡は、2009年、日本の史跡として追加指定されました。

ハンタ道Aコースを歩くハンタ道の最も滑りやすい難所。


ミームングスクミームングスクは物見台として機能したことが、上ってみるとわかります。


2時間半のツアーは無事終了約2時間半のツアーは無事終了しました。


今帰仁の史跡めぐり最終日は明日2月3日(木)です。天気は雨の予報ですが、雨天決行します。当日の参加申し込みも受付ています。電話0980(56)4406

関連記事:桜の季節にガイドとめぐる今帰仁の史跡、参加者募集

リュウキュウコスミレも楽しい

リュウキュウコスミレがひっそりと咲いています。
リュウキュウの名前を持つのは、沖縄島の固有種、つまり沖縄独自の種類ということになります。

緋寒桜が見ごろのこの頃、桜の下に静かに咲いているスミレを探すのも、さまざまな色の花があって楽しいものです。

リュウキュウコスミレ

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