2011年8月アーカイブ

大隅の洞窟入り口が、御内原(ウーチバル)からよく見えるようになりました。といっても、入り口そのものは、金網が張られていて、上からは見えません。入り口はひとがやっと入れるぐらいの大きさですが、危険なので網が張られているのです。

大隅の洞窟
この洞窟に棲むコウモリの名前が覚えにくいのです。
オキナワ コ キクガシラ コウモリです。キクガシラコウモリ科に属す小さなコウモリ。

たいへん数がすくなく、人が洞窟にはいると、繁殖が妨げられるらしいです。大隅の洞窟も入ってみたいですが、コウモリのためには、入らないほうがいいようですね。夜行性で、すがたを見かけることもほとんどありません。

今帰仁城跡周辺の自然「オキナワコキクガシラコウモリ」に写真と解説があります。


オキナワコキクガシラコウモリとは別に大型のコウモリがいます。こちらは、普段よく見かけるコウモリで、オリイオオコウモリといいます。
今帰仁城跡周辺の自然「桜見物するオリイオオコウモリ」に写真と解説があります。



真夏に秋の気配が、秋の忘れ草

アキノワスレグサが真夏の太陽の下で咲いています。方言名はクワンソウ。和名が秋の忘れ草。ただし、わすれなぐさ、ではありません。沖縄のある地域ではニーブイグサと呼ばれるそうです。ニーブイとは居眠りの意ですから、眠り薬として使われたのでしょう。実際に、葉を煎じて飲むと安眠できる、といわれています。

花も食べられますが、生食はできませんのでご注意を。生では有毒。

忘れ草の由来は、一日花で、朝咲いて夕方にはしぼむ、からだそうです。
英名はデイリリー。学名はヘメロカリス。どちらもいい感じの名前です。科名はユリ科。

秋のワスレグサ
写真のアキノワスレグサは今帰仁城内に咲いている花。もともと沖縄に自生していますが、この写真は植栽されたもの。
正門を入って、階段を登る途中に咲いています。階段は暑いですが、花に目をとめると、ほっとしますよ。

夏休みとお盆休暇のお客様

平日ですが、今帰仁グスク近くのホテルにはレンタカーがいっぱいでした。10時すぎから、今帰仁グスクへお客様が続々と訪れました。夏休みとお盆休暇がかさなったのでしょうか。子供たちも大勢でした。

8月16日のグスク今帰仁グスク参道を登ると海が見える。



今帰仁グスクと雲今帰仁グスクと雲

今帰仁グスクの旧盆の月

沖縄は旧盆です。今帰仁城跡には丸い月がかかっていました。 

旧盆の月 旧盆の月2

今帰仁グスクでは、旧盆が明ければ、亥の日にウンジャミ(海神祭)が行われました。現在はひっそりとおこなわれる程度ですが、かつては盛大に行われたことでしょう。今帰仁村の古宇利島では今でもウンジャミが行われています。

 

旧盆日程

8月12日(金):ウンケー、ご先祖をお迎え。

8月13日(土):ご先祖とすごす。

8月14日(日)旧暦7月15日:ウークイ、ご先祖を送る。

このように、旧盆を3日間過ごします。沖縄では1年間で最大の行事です。

県外でも新暦のお盆で、めずらしく新旧のお盆がかさなりました。

台風9号が去って、グスクの中は

台風9号は3日間、沖縄本島を暴風雨にさらしてようやく過ぎて行きました。
きょうご案内したお客様のなかには、2日間ホテルに閉じ込められた方もおられました。なかなかできない貴重な経験でしたね、とお話ししましたが、自然のなせるわざは計りがたいものがあります。

台風9号の跡、鳥のひな鳥のひならしい。暴風に飛ばされたのだろう。左のまるいものはフクギの実。


台風9号が去って、フクギの実が落ちていたフクギの実がたくさん落ちていた。お客様は珍しそうに見ていた。コウモリの大好物でもある。


台風9号の跡、倒木、カラウカーで倒木。カラウカー(拝所)をふさいでいた。


今帰仁グスク内は木の枝が散乱し、台風の跡があちこちに。清掃の方々お疲れ様です。        

獲物を待つナガマルコガネグモ

今帰仁城跡、大隅(うーしみ)の郭へはいって見ました。御内原(うーちばる)から見下ろせるため、大隅の郭は、普段あまりはいらないところです。夏草がのびてきて見学の方を阻むようになっていますが、草も古城の風情を出すには大いに役立っています。

ナガマルコガネグモが巣をはって、獲物を待っていました。付近にはたくさんのクモが巣をはっていました。この写真はメスのようです。

クモの名前が間違っていました。オオジョロウグモではなくナガマルコガネグモでした。8月16日訂正。

 

オオジョロウグモ
大隅の城壁が曲線を描いて延びています。

城壁とオオジョロウグモ

過去の記事

文化財係のブログ記事を読む

今帰仁城跡周辺の自然

今帰仁村の文化財