2012年4月アーカイブ

「沖縄苗字のヒミツ」(ボーダインク)の著者である武智方寛氏の今帰仁講演会を下記日程で開催します。多くの皆様のご来場をお待ちしています。

また講演会に先立ち、私たちの「今帰仁グスクを学ぶ会」の年次総会を同場所にて開催します。「学ぶ会」や会の活動に関心のある方、入会を希望される方は総会からご参加ください。

なお会場になっている今帰仁村歴史文化センター内の展示も見学される方は、センター入口で入場券(150円)をお買い求めください。

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お客様が一番よく利用される第2駐車場に、「無料ガイド待機してまーす」のステキなお誘い表示板を設置しました。

ガイドメンバーの岸本さんの手作りです。

これでお客様が増えるのまちがいなし

 

2012.03.30 「グスク案内人」表示板?.JPG

 

2012.03.30 「グスク案内人」表示板 ?.JPG

2012.03.30 「グスク案内人」表示板 ?.JPGのサムネール画像

2012.03.30 「グスク案内人」表示板 ?.JPG

今帰仁グスクにある杖は誰が作っているのか ? 学ぶ会会員 崎濱秀徳さんの全て手作りです。

 4月2 日、崎濱さんの指導のもと勉強会を兼ねて杖作りに挑戦しました。

 杖を作るには、いくつかの工程があります。

1:杖の材料をやんばるの山々から切り出してくる
2:風通しのよい日陰で約 2カ月乾燥させる
3:ナタ等で不要な枝元を削り、杖の大まかな形に全体を整える
4:サンダーで全体の皮を削り、仕上げる

今回は山に入り材料の切り出しに挑戦しました。

そこでの注意点
1:経験のない者が材料となる木を見分けることは困難であること
2:山のどの辺にあるのかも経験者にしか解らないこと
3:やんばるの山は、経験のないものが入ると遭難する危険が高いこと
4:何度も教えてもらうことで木の見分けが少しずつ付いてくること    
  木の太さ、皮の色、そして最終決めては葉の色と形状


写真でご案内します。
ここはどこでしょう?

杖作り(1)杖の材料を採りに山へはいるこの近辺の山に入ります。



杖作り(2)杖の材料を探しに山へはいる道の脇から山に入ります。



杖作り(3)先に行く人が見えなくなるほど茂みにはいる少し離れるだけで先に行く人が見えなくなります。



杖作り(4)細い木が杖の材料になるこの細い木が杖の材料です。



  • 杖作り(5)材料の木を根元から切る
  • 杖作り(6)杖の材料の木を根元から切る根元から切ります。



杖作り(7)根元が太いので持ち手に最適です。根元は太いので杖の持ち手に最適です。


杖作り(7)杖の材料を蔓で束ねて運びます。蔓で結わえて運びます


2ヶ月後に杖作りの仕上げを行います


この木の種類と由来を聞いて、とんでもない木であることが解りました。

<木の分類>

おもろ名: だしきや
和名: シマミサオノキ
科名: アカネ科
方言名: ダシチャ・ダシカ・ダスケ

          奄美ではウンチク、ウンシブ、ウングスイ

<植物特性>

シマミサオノキは山地の林下に生える常緑の小高木である。分布の北限は奄美大島で、徳之島、沖縄島、久米島、石垣島、西表島、与那国島に生育し、台湾、中国南部にも分布する。樹幹は真直で弾力性が強い。樹皮は黒色味を帯びる。葉は8?15センチメートルで濃緑色を呈する。花は白く、初夏の頃に咲く。木材は細長く伸び、密で硬く弾力性に富む。神話では琉球に浄土宗をもたらした袋中上人が『琉球神道記』のなかで、「琉球開闢(カイビャク)の神アマミキヨ、シネリキヨが初めて国作りの時にダシチャ(シマミサオノキ)を植えて山をつくった」と記している。

 

おもろそうし 第13巻763

「だしきや」 又 聞得大君ぎや 屋良座杜 ちよわちへ だしきや釘 差しよわちへ

十百床

<聞得大君が 屋良座杜に来給いて ダシキヤ(聖木)釘を差し給いて
千年の後までも (敵の軍勢を寄せるまい、と祈ります)>

<利用>

 抗材、把柄材、茅屋根の垂木・枕木、造船材、建築材、狩猟用<イノシシ狩り>のはずみ木、漁具、魔除け・祭祀用

 

<その他>

*ミサオノキの名の由来は葉がいつも青々して常緑なので操が固いことになぞらえてついたらしい

操の木なので聖木なのか、とにかく、沖縄を造った神様が最初に植えた植物は「クバ」と「ダシチャ」だという話もある

 

<海洋博公園 おきなわ郷土村おもろ植物園のサイトより引用>

MIRACLE NATURE@奄美大島の自然より引用>

<比嘉淳子さんのサイトより引用>






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