上の写真は今帰仁城跡の平郎門 硬い今帰仁石灰岩で積まれている
ところが、今帰仁城跡から少し下ると、違う石が混じっています。それが琉球石灰岩で、サンゴ礁のはたらきで出来た穴の開いた石灰岩です。
今帰仁城跡から数百m下ると、ミームングスクと呼ばれる石積みがあります。物見台か出城ではないかと考えられています。このミームングスクの石積みは、硬い今帰仁石灰岩ですが、すぐそばに、穴の開いた琉球石灰岩が混じっています。標高64mくらいの場所です。
サンゴ礁から出来た琉球石灰岩は、大昔は海水面付近にあったとされていますが、なんらかの大きな力が加わって隆起したのかもしれません。
写真上:穴の開いた琉球石灰岩 写真下:ミームングスク(出城)
ミームングスクと呼ばれる物見台(出城)は、史跡散策ツアーのAコースに含まれています。