史跡散策ツアーは楽しい Bコース今泊集落

Bコース今泊集落の散策のスナップをご紹介します。

今泊集落は、今帰仁グスクが機能していたとき、グスク直下にあったムラです。グスクを中心に村人たちが、それぞれの役割をはたしていたと考えることができます。賑わっていたことでしょう。

ところが、薩摩軍の襲来により今帰仁グスクは廃城に追い込まれます。そのため、直下にあったムラも海岸沿いにムラごと移動したのです。ムラは2つあって、帰仁ムラと親ムラでした。2つのムラの名前を合わせて、今泊ムラとなったのでした。

見どころがいっぱいの今泊集落、今回の案内人は今帰仁グスクを学ぶ会会長の平良さんでした。


2017散策ツアーBコース今泊集落、公民館前
出発前のひととき。後ろの建物は学校ではなく、今泊公民館。



2017散策ツアーBコース今泊集落、フクギや生垣に囲まれた自然豊かな集落
集落内はフクギ並木や生垣が美しい。



2017散策ツアーBコース今泊集落、チニブと呼ばれる竹垣、学ぶ会が作製設置
竹垣をチニブといいます。今帰仁グスクを学ぶ会のガイドが製作・設置したものです。
集落の景観をよくする効果があります。



2017散策ツアーBコース今泊集落、シルバマと呼ばれる海岸、伊是名・伊平屋島が見える
シルバマと呼ばれる美しい海岸。シルバマとは、尻浜の意で、集落の後ろにある浜という意味です。
島尻(シマジリ)といえば、沖縄島の南部を指します。ちなみに北部は国頭(クニガミ)です。



2017散策ツアーBコース今泊集落、シルバマで記念撮影
シルバマで記念撮影。はるか水平線上に見えるのは、伊是名島。尚円王の出身地です。尚円王とその子孫が400年以上も琉球王国を支配しました。



2017散策ツアーBコース今泊集落、井戸
この古井戸はクビリガーと呼ばれます。深さ3から4メートルくらい。かつては貴重な水源だったのでしょう。砂地を掘っていくと、琉球石灰岩の層に当たり、さらに掘り込むと水脈に達します。沖縄島は意外に井戸が多いのです。井戸(カー)めぐりも興味深いですね。
クビリガーのいわれは、近くの志慶真川下流域が細くくびれていることに由来しています。




2017散策ツアーBコース今泊集落、鍛冶屋
カンジャーヤーガマ。カンジャーヤーは鍛冶屋のこと。ガマは洞窟。鍛冶屋の洞窟という意味です。浅い洞窟内には、鍛冶屋の使ったフイゴが置かれ、拝みの対象となっています。写真で見える四角いものは、香炉です。



2017散策ツアーBコース今泊集落、今帰仁ノロと所蔵の勾玉とかんざし
参加者がカメラを向けているのは、今帰仁ノロの勾玉とかんざしです。首里王府から賜った品です。ノロの証として大切に保管してきたものです。後方は今帰仁ノロ。現役のノロです。高齢のため、娘さんに引き継ぎつつあります。

ノロとは琉球王国で祭祀を務めた役職。首里王府から辞令書が手渡されます。今帰仁ノロは3つのムラの祭祀をおこないました。



今泊集落のツアーは、予約がはいり次第催行されます。

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