グスクと周辺で見つけた生物の最近のブログ記事

リュウキュウコノハズクOtus elegans - YouTube.jpg
暑い太陽が西に落ちると、今帰仁村では、どこからともなく「コホッコホッ」という鳴き声が聞こえてきます。リュウキュウコノハズクです。フクロウの仲間で全長22cmくらい。

夜が更けると、あちこちで鳴き交わしているのが聞こえてきます。今帰仁村(なきじんそん)の夏の風物誌でもあります。生息域は奄美大島や沖縄本島内と広く、よく似た種類のコノハズクは日本の本州や北海道にも見られるようです。

夜道を歩いていて、急にこれと出会って少しびっくりした経験があります。電信柱に泊まっていたりと、意外と身近に存在します。


リュウキュウコノハズクは夜行性で撮影しにくいので、画像をお借りしました。おきなわカエル商会のYouTube動画より。

動画は以下から見ることができます。


今帰仁はアカショウビンの鳴き声が響く

今帰仁グスクのある今帰仁村(なきじんそん)では、アカショウビンの鳴き声が響いています。

アカショウビンは渡り鳥。独特の鳴き方で「キョロロロロー」と鳴くので、すぐにわかります。ところが、姿はなかなか見せないので撮影ができません。


アカショウビンの巣立ったばかりの雛鳥 - 今帰仁城跡周辺の自然からアカショウビンのひな鳥の写真を掲載させていただきます。
 
アカショウビンのひな鳥

親鳥は体全体がオレンジ色をしています。 アカショウビンの鳴き声を聞いたら捜してみてください。

今帰仁城の恐竜!?イボイモリ

イボイモリ1
今帰仁城跡に住む恐竜!?イボイモリは生きた化石といわれるイモリで両生類。背中にイボのような突起があるのでこの名が付いたようです。

1978年に沖縄県の天然記念物に指定され、絶滅の恐れのある野生生物(レッドデータブック)にも絶滅危惧種として指定されています。

見つけたら、さわらずにそっとしておいてあげましょう。

今回撮影されたのは、発掘調査中の現場に落ちて動けなくなっていたものを救助したため。側溝に落ちたりして命をおとす例が多いそうです。
写真提供:グスク交流センター新城孝博氏

イボイモリ2
体長は15?程度。名前から受ける印象に比べ、意外にかわいいものです。

イボイモリ3

アカマタの樹?

アカマタの抜け殻
ひものように下がっているのがアカマタのぬけがら


アカマタと呼ばれるヘビの抜け殻を発見。木の上なので、気づいたひとは、おそらくいないでしょう。

アカマタは赤楝蛇と書き、学名はディノドン(Dinodon semicarinatum)。最大で2メートルになる。奄美大島や沖縄本島に生息する。

体色は黄褐色で、背面に赤と黒の横縞あるのですぐわかる。 名前の由来は沖縄の方言で「マダラヘビ」の意味。毒はないが、気が荒いので咬まれることがあり要注意。

抜け殻は、以前にも、このセンダンの木で見つけ、アカマタと確認済み。写真は台風後に見つけて風に揺られていたのを撮影。

今帰仁グスクは自然に富んでいるので、このようなものも見つける楽しみがあります。
オオシマゼミ1
オオシマゼミ2
オオシマゼミとは、奄美大島から沖縄本島北部にかけて、生息しているセミ。体長は5cmくらい、羽は透き通っていて、体の色は緑色。鳴き声が金属音で、とてもセミとは思えない。

夏もすぎ、気温が下がり始めると、元気に鳴き始め、秋の来たことを知らせる。鳴き声は11月下旬まで聞かれる。


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