石が違いますね!

今帰仁城の石は硬くて重い石です。アンモナイトの化石が入っていることがあるので、太古の昔にできた石で、古生代石灰岩または古期石灰岩と呼ばれます。


古生代石灰岩の城壁大昔は海だった部分が隆起したと考えられます。今帰仁から本部町にかけて、この古生代石灰岩が分布しています。今帰仁城のある高台は石山なので、周りにたくさんある石を利用して、城壁を積み上げているのです。

岩盤の露出しているところをよく見ると、岩盤に層があります。これを今帰仁層と呼んでいます。岩盤にすき間があるので、この岩盤を割れば面の平らな据(す)わりのよい石が採れます。こういう石は城壁を積むのに好都合なのです。今帰仁城の城壁をよく見ると、四角い石が目立ちます。

今帰仁城以外の城跡は、琉球石灰岩で積まれています。琉球石灰岩はサンゴの岩礁が基になってできた石なので、やわらかく、削って加工することができます。そのため、座喜味城や中城城の城壁を見ると、すきまなく積まれているのがわかります。