今帰仁はなんて読むの?

今帰仁は「なきじん」と読みます。なきじんと呼ばれるまでには、いくつかの変遷がありました。


『海東諸国記』「琉球国之図」(1471年)には「伊麻奇時利城」と書かれています。「いまきじりじょう」と読めます。

首里王府が発給した辞令書には、今帰仁のことを「みやきせん」とひらがなで書かれています。(1500年後半ころ)

1609年の薩摩軍の琉球侵攻以後は今帰仁を「いまきじん」と読んだようです。

音韻の変化を考えると、以下のように変化したと考えられます。

  • ↓イマ キ↓ ジリ↓
  • ↓ミや き↓ せん↓
  • ↓今 き ↓ じん↓(今帰仁)
  • ↓ナ チ ↓ ジン↓
  • ↓ナ キ ↓ ジン↓

このような変遷を経ながら、「今帰仁」と表記して「なきじん」と読むようになったと考えられます。

参考文献:なきじん研究Vol.7 今帰仁の地名--字名と小字-- 今帰仁村教育委員会編