今帰仁村呉我山で発掘された動物の化石

今帰仁村呉我山の約150万年前の地層から脊椎(せきつい)動物(ネズミ、シカなど)の化石が多数発掘された。発掘された化石は、沖縄県内では既に絶滅した大型のリュウキュウジカやケナガネズミの祖先とされる大型ネズミ(レオポルダミス類)、それにハブ、イシカワガエルなど。これら動物化石が見つかったことによって、琉球列島の動物群の起源が中国揚子江下流域である可能性が考えられている。今回は、ケナガネズミとイシカワガエルについて紹介しよう。

ケナガネズミは、昭和475月に国指定天然記念物に指定された、体長30cm(しっぽも含めると約60cm)の日本最大の野生ネズミです。しっぽの先端が白いのが特徴です。山地の森林で暮らしており、主に木の上で生活しています。今まで幻のネズミで、人前には滅多に出て来る事がなかったが、近年になって、国頭村の山地の林道で、多数が目撃されるようになり、無残にも交通事故によって死亡するケースも報告され始めています。

イシカワガエルは、日本で一番きれいな大型のカエルで、山地の清流に棲む珍しいカエルです。昭和603月に県指定天然記念物に指定されています。 今帰仁村では、これらの動物たちは未だに発見されておらず、発掘による事実から、昔は今帰仁村までケナガネズミもイシカワガエルも生息していたことが太古のロマンから明らかとなった。ひょっとしたら、今現在でも、今帰仁村の山地深くで、これらの動物たちがひっそりと生活しているかもしれない。

 

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