生きている化石「オキナワキムラグモ」

皆さん、写真のどこかに生き物がいるのに気づきましたか? 正解は、オキナワキムラグモというクモがいます。キムラグモは、ハラフシグモ科という仲間のクモですが、このハラフシグモ科のクモは大昔の体の特徴をいまだに身につけている「生きている化石」なのです。大昔の体の特徴が残っているのは、おなか(腹部)です。もともとクモの祖先は、おなかがたくさんのふし(体節)からできていました。そして、その後の進化によって、クモのおなかは節どうしがくっつき、ひとつにまとまって今の状態になりました。キムラグモの仲間は、地面に穴を掘ってその中に住んでおり、穴の入り口にはふたをつけています。昼間はピッタリとふたを閉じていますが、夜になるとふたを少し持ち上げ、外をうかがっています。そして、目の前を虫が通りかかると、飛び出していって捕らえるのです。ちなみに、キムラグモのキムラとは、発見者の木村さんのことです。今帰仁城跡周辺にも生息を確認し、ハンタ道で比較的多く観察できました。貴重なクモが太古の昔から生息しているということを物語っています。

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