オキナワマドボタルのオスとメス

沖縄では3月から6月まで出現するホタルの仲間で、最も普通に観察されるオキナワマドボタルですが、成虫は意外と知られていません。その理由として、成虫になると昼間に活動するからです。ホタルの仲間は、幼虫は全てが夜行性で夜に光りながら活動しますが、成虫になると光らなくなる種類も多くおり、完全な昼行性となるものがいます。オキナワマドボタルもその一つで、成虫は昼間に林縁部の下草の上で、オスが触角をV字状にして、メスの性フェロモンを探す行動をとります。メス成虫はオスとは比較できないような奇抜な形をしており、はねが退化して、腹部が大きく発達しています。メス成虫は、羽化したらその場からほとんど移動せずに、じっと飛んでくるオスを待ちます。産卵数は、比較的大きな卵を、30個から80個と、体の大きさによって増減します。幼虫はカタツムリを食べて成長します。

下の黄褐色の大きな個体がメス成虫で、上にはねのあるオス成虫が2頭きています。

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