クロツバメ(マダラガ科)

クロツバメ、一見何の種類の昆虫かと思いますが、実を言うとこれは蛾の仲間です。それも夜ではなくて昼間に活発に活動する蛾の仲間です。林縁部を縦横無尽に飛翔し、時折高い場所に咲いている花の蜜を吸うのが観察されます。飛翔している姿は、ゆったりと飛ぶジャコウアゲハ(アゲハチョウの仲間)にそっくりで、この蛾は捕まえると、体(頭部横)から臭い液を分泌します。幼虫の食餌植物は、アカギですので、体から分泌する液体はアカギ由来の物質なのかもしれません。写真のように、草葉の上で静止しているときは、はねを閉じて、形はどことなくブーメランの様でもあります。何とも不思議な蛾で、今の時期、ハンタ道沿いで飛翔する姿が見られます。

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