9月17日は"クイナの日"

今日9月17日は"クイナ(917)の日"というのを皆さん、ご存じでしょうか? 私は、今日、初めて知りました。2004年にヤンバルクイナの保護を訴えて、国頭村議会が9月17日を「クイナの日」と制定しました。国頭村は、今ではヤンバルクイナが数多く生息する唯一の生息地と言っても過言ではありません。ヤンバルクイナは、やんばるの交通事情が良くなるとともに、交通事故死する個体が多くなり、2007年には交通事故が23件、2010年には7月の時点で22件発生し、そのうちの20羽も死んでいたそうです。なぜ、ヤンバルクイナが道路に出てくるのか、皆さんご存じでしょうか?特に、繁殖時期にあたる4月から8月に多く道路沿いに出没し、この時期に道路上にいる小さな昆虫や轢かれた小動物などをついばむ行動が観察されています。子育てで、多くのエサを食べる必要があり、効率よくエサが採れる場所、つまり道路沿いに出てきていると考えられます。道路沿いの側溝の中には木の葉が落ちて腐葉土となり、ミミズやカタツムリ・ヤスデなどヤンバルクイナが好むエサが多くいます。朝方と夕方に特に活発に行動し、その際に不運にも横行する自動車にはねられるという悲惨な事故が絶えません。1980年代に新種発見され、一躍脚光を浴び、やんばるといえば「ヤンバルクイナ」と想像するまで有名になったヤンバルクイナが、現代の交通事情に影響を受けているという現状。ヤンバルクイナを悲惨な交通事故から守るためには、日々運転するドライバーのゆとりのある心が重要となるでしょう。特に、やんばるを自動車で走るときには、周囲の自然に気配りが出来るような運転マナーを皆が持てれば、このような毎年の悲惨な事故死の報道を聞かなくなることでしょう。

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