志慶真川の河口

今帰仁城跡の周辺には、森林環境と渓谷環境がありますが、城跡の横の深い谷には「志慶真川」という河川が流れています。この河川は、今帰仁城跡の南側に源流を発し、そこから下流へ向けて一気に海に向かって流れています。沖縄本島にある河川は、多くが海と接する地点で、土砂などの流出によって埋没し、流れが止まってしまう現象が見られます。「河口閉塞」といいますが、河口がふさがれてしまうと、今まで海と河川を行き来していた生き物が通過できなくなってしまいます。志慶真川は、河口閉塞は生じてなく、健全な河川形態を残していました。河口付近の潮間帯(上部)には1cm位の大きさの貝が生息しています。「シイノミガイ」の仲間ですが、その名の通り、「ドングリ」に形が似ています。岩の裂け目や転石の下など暗く湿った物陰に潜み、岩の表面に出ることはほとんどないらしい。この貝以外にも、様々な生き物が河口付近で観察されました。

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