発光する卵

写真をよ-く観察すると、ぼんやりと光っているのが分かると思います。これはホタルの光です。ホタルといっても、まだ卵や蛹(さなぎ)です。ホタルの仲間は、幼虫の時は全てが光りますが、成虫になるとよく光るものから全く光らなくなる種類まで様々が知られています。よく光る種類は、成虫が光で交信しますが、全く光らない種類は臭い(フェロモン)で主に日中に交信します。しかし、意外と卵や蛹が発光することは知られていません。写真の個体は、今帰仁城跡から約5km離れたシイナグスクで幼虫を採集し、飼育していた個体です。種類は、沖縄本島に広く分布するオキナワマドボタルで、春先のこれからの僅かな期間に出現するホタルです。成虫は、写真のようにメスには全くはねがありませんが、オスには立派なはねがあります。メスの成虫は、羽化した後は産卵に専念しますが、その卵を夜間にじっくり観察すると不思議な光を放っています。自然は神秘です。

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