アマミアラカシ

 沖縄には、春先に鮮やかな新緑が特徴のシイやカシの仲間が分布しています。本部半島の今帰仁村にも、小規模ながらイタジイやアマミアラカシが自生しており、シイナグスクに比較的大きな群落が確認されました。幹の直径が最大で28cmと比較的大きな樹が生えています。秋になると、写真のような「ドングリ」が実ります。そのドングリをよく見ると、直径が1mm位の小さな穴が開いていますが、それは「シイシギゾウムシ」という甲虫の仲間の昆虫が羽化して出た跡です。シイやカシの仲間は本土では主に神社屋敷林として知られていますが、しばしば極相林に発達します。沖縄でも、北部山地の「やんばる」が有名ですが、極相林に生長し、春先の新緑の光景がまさにブロッコリーのようです。沖縄では新緑の僅かな期間をうりずんと呼びますが、すばらしい季節です。

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