ミミズを襲うホタルの幼虫

ホタルの仲間の幼虫は、全てが肉食で、種類によってさまざまなものを食べることが知られています。幼虫が水の中に棲むクメジマボタルなどはカワニナを食べ、陸生ボタルの幼虫はカタツムリやヤスデなどを食べます。沖縄本島(奄美諸島や沖縄諸島、八重山諸島)には、さらに特異な食性をもつホタルが棲み、なんとミミズを食べます。沖縄本島の種類は「タテオビクシヒゲボタル」といいます。体の大きなミミズの胴体にかみつき、麻酔の役目を果たすと考えられる消化液を注入し、体液を吸うという、何とも豪快なお食事です。写真は、まさにミミズを襲っている光景です。体長が20cm以上もあるミミズの胴体中央部付近にかみつき、離れる気配がありません。相当に痛いのか、ミミズは体を回転させたり、落ち葉の下側をくぐったりと必死の応戦です。結局、ホタルの方が食べることをあきらめて離れましたが・・・。このホタルの幼虫は、手のひらの上で持っていると噛みつく時がありますが、その痛さはハチ以上。おそろしい消化液です。

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