タテオビクシヒゲボタル幼虫の発光

 皆さん、写真の正体は何だと思いますか。答えは光っているホタルの幼虫です。正式には、「タテオビクシヒゲボタル」の光っている幼虫です。ホタルという昆虫は、全ての種類が光りますが、写真のように非常に強く光る種類は日本ではあまり知られていません。この種類のホタルの仲間は、日本では奄美大島以南の島々でしか見られず、大変珍しい種類です。しかも幼虫の時の食べ物がなんと「ミミズ」。野外ではかなり遠くからでも、光って活動していれば、すぐにこのホタルだということが分かります。ここで、ホタルは何のために光るのだと思いますか。成虫はオスとメスの間でのコミュニケーションだということが判明していますが、幼虫に関しては実をいうとまだ研究段階で、明らかになっていません。おそらく、ホタルは体の中に毒物質があるので、それを光ることによって外敵(視覚が発達した動物)などにPRし捕食をまぬがれている、と考えられています。まだまだ自然はミステリーを多く含んでいます。写真のホタルは、今帰仁城跡周辺でも生息しています。

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