新鮮なアサギマダラ

このチョウは、夏には北上し、秋にはまた南下して沖縄などで冬を越すという「渡り」をする習性があります。なんと1000km以上の移動が確認されています。日本最西端与那国島の森の中で羽にマーキングされているアサギマダラを見たことがあります。そこから遠く日本本土へと飛翔する果てしないチョウの旅の記録を取るためです。日本には、パソコンのインターネットを用いて広く情報を収集している「アサギネット」というアサギマダラの移動ルートの解明をしているページがあります。マークされた個体が、例えば栃木県日光市で捕獲されたら、そのマーク記述からどこから飛んできて、その場所から日光市までの距離を移動したということが分かる、という方法です。なんとも、壮大な観察です。 このチョウの食草は、サクラランなどです。サクラランは、花が美しく、今帰仁村歴史文化センター横の森にも自生しています。幼虫の時はマダラ模様が多くあり、少し近寄りがたいですが、成虫になると色鮮やかで美しい。今帰仁城跡周辺の志慶真川沿いで、確認しました。羽化したばかりなのか、非常にきれいな個体です。写真は、センダングサの花の蜜を吸っている最中です。このチョウも、いずれ北上する長旅をするのでしょうか。

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